お遍路情報 四国八十八ヶ所をお遍路で巡るのに必要な情報を提供します。   物品の準備はもちろん、身体的準備もお忘れなく。http://ohenro.info
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◆入手すべきもの
◆お遍路に関する
資料

◆身体的準備
◆事前に経験して
おくべき事
 
入手すべきもの

お遍路とは人跡未踏の秘境に探検に行くのではなく、普通に人が住んでいる土地に、年間、数十万人の人がしていることをしに行くだけですから、必要な物は、四国入りしてからでも揃えることが出来ます。しかし、靴などは、お遍路に出発する前にある程度足慣らしをする必要がありますし、お遍路用の地図やガイドブックも、計画を立てるためには、早い段階での入手が望ましいでしょう。また、ザックやウエアなどの装備は、売っている店が都市部にしかない場合が多いので、もしも1番札所から廻るとして、徳島市内で手に入らなければ、30番前後の高知市内まで、ほとんど入手できる望みはありません。出来れば、ほとんどの荷造りは、お遍路出発前にすましておく方がよいでしょう。詳しいことは、このお遍路情報サイトの[装備]のページを参照してください。

お遍路に関する資料

●108ヶ所全札所リスト(PDF/A3)[
ダウンロード(1.62MB)]

●徳島県札所リスト(PDF/A4)[ダウンロード(430KB)]

●徳島県遍路道沿線「郵便局」リスト(PDF/A4)[ダウンロード(727KB)]
●徳島県宿泊施設リスト(PDF/A4)[ダウンロード(679KB)]

●高知県札所リスト(PDF/A4)[
ダウンロード(2.66KB)]
●高知県遍路道沿線「郵便局」リスト(PDF/A4)[ダウンロード(1.39MB)]
●高知県宿泊施設リスト(PDF/A4)[ダウンロード(733KB)]

●愛媛県札所リスト(PDF/A4)[
ダウンロード(591KB)]
●愛媛県遍路道沿線「郵便局」リスト(PDF/A4)[ダウンロード(1.32MB)]
●愛媛県宿泊施設リスト(PDF/A4)[ダウンロード(864KB)]

●香川県札所リスト(PDF/A4)[
ダウンロード(418KB)]
●香川県遍路道沿線「郵便局」リスト(PDF/A4)[ダウンロード(1.26MB)]
●香川県宿泊施設リスト(PDF/A4)[ダウンロード(540KB)]

●遍路道沿線「道の駅」所在地リスト(PDF/A3)[
ダウンロード(1.62MB)]

●お遍路情報(上記をまとめたExcel)[ダウンロード(165KB)]

身体的準備

「通し打ち(全行程を一気に廻る事)」で全行程を歩くとすれば、1日平均30km歩いても1ヶ月半以上、その間に「遍路ころがし」と呼ばれる山登りが何度も出てくるのが遍路旅です。だから、肉体的なトレーニングが出来ているのが望ましいのは言うまでもないのですが、廻り方、歩き方に無理がなければ、不可欠というものではありません。自分のペースを冷静に判断すればよいことです。それよりも、歩き始めれば、たちまち毎夜お世話になる「サロンパス」や、テーピングテープのために下肢部の毛を剃っておくことであるとか、水虫を出来る限り治療しておく水虫の治療は必ず出発までにしておきましょうといった準備の方が、実は、大切なことになってきます。このようなことは、どのお遍路ガイドブックにも出ていませんが、この準備がなければ、最初の夜から苦しまなければならなくなります。遍路旅を考えている層の3割以上が抱えて居るとも言われる病気である水虫は、足の病気であるが故に、いっそう深刻です。遍路旅のように、1日中靴を履いて、負荷をかけて歩くとなると、靴の中の環境は、普段以上に水虫向きになります。治療が不十分なままに出発すると、先ず歩いていて患部に違和感が生じ、今度はそれをかばった歩き方になるからマメが出来、そのマメがつぶれれば、そこにも菌が侵入し…というような悪循環で、挫折してしまう可能性が、実例として存在します。当たり前のことですが、ほとんどのガイドブックに書いてあることは、その著者の成功事例です。マメやねんざなどで途中挫折した人は、お遍路本など書きません。しかし、統計によると、通し打ちで結願した人と、していない人の比率は、1:2で、本を書くどころでない人の方が多いのです。実は、それらの失敗事例からの方が、学ぶことは多いはずです。 [マメ予防のテーピング]
後は、習慣的に嗜好品を摂取している人、たとえば「たばこ」「コーヒー」「アルコール」などは、お遍路中は思うように摂取できなくなります。それに、どう備えるか、「禁酒・禁煙」を実行する良い機会ととらえるのか、荷物になるのを覚悟して携行するのか(この場合は、当然、補充のための買い物や摂取のための時間にも余裕が必要)、などということも考えて、事前に1日に8時間位歩いてみて、色々な判断をしておくべきでしょう。

事前に経験しておくべき子と主要道路にはこのようなkm表示があります。

歩き遍路を計画している人が、事前に自宅の近所を歩いてみて、自分のペースを把握しておくことは、当たり前に必要なことですが、この時に、わざわざ山道を歩くのではなく、アスファルトで舗装されていて、踏破距離がはっきりわかって、歩道と車道の区別があまり無い道を選べば、一番近い事前経験が出来ます。四国で歩くお遍路の行程の8割位が、その様な道です。この時に、1時間あたりに進める距離、1kmを歩くのに要する時間を計っておくのは、これも当たり前なのですが、脈拍と体温の「バイタルチェック」も是非しておいてください。歩き出せば体温がどのくらい上昇するのかは、実際にお遍路で四国を歩いているときに計りながら廻るわけには行かないでしょうが、知っておくことで、衣服のレイヤードを考える目安になります。また、脈拍の上下の把握は、休憩の目安として、これは日々に必要です。このようなことは、常識としてほとんどの方が考えていることと思います。後は、飲まず食わずの状態でどの程度動けるかを知っておくことも良いでしょう。お遍路のルートでは数時間歩いても、商店も自販機すらもない行程が、何カ所かはあります。
それよりも、必ず事前に体得しておいて欲しいことがあります。第一は、ねんざに対するテーピングの方法を、書いたものを見なくても出来るようになっておくことです。遍路道や、札所の長い階段でねんざをした場合、悪化させないためには、即時のテーピングが望ましいのですが、そんなときにいちいちパンフレットなどを探して、見ながらするようでは、困りものです。是非、技術を身につけておきましょう。 [ねんざ時のテーピング]事前に傾斜のある凹凸道(山の地道)をヘッドランプの光だけで歩いてみて感覚をやしなっておきましょう。
もう一つは、たとえ30分でもいいから、夜の真っ暗なときに、傾斜のある凹凸道(山の地道)をヘッドランプの光だけで歩いてみることです。お遍路の行程の中には、山道が約1割ほど有り、その様なところでは、平地より早く日が暮れて、真っ暗になります。【つい、予定が狂って、真っ暗な山の中で、周囲に自分一人だけで、初めての山道、足許のどこにマムシが潜んでいるかもわからず、鳥の声だけが響き渡る】そんな状況になったときに、全く経験がなければ、必ずパニックになって、道を急ぐあまりに転倒したり、迷子になります。しかし、一度経験をしておけば、落ち着いて歩け、安全です。現代の都市部でのサラリーマン生活が長い人などは、このような経験がほとんど無い人が多いのではないでしょうか。
テント泊での行程を計画している人は、ある程度のアウトドア経験があるでしょうから、自分で判断が付くことと思います。もし、その様な経験なしに、テント泊の遍路旅を計画しているようなら、それは無謀です。計画の変更をしてください。

 

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