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◆食料の調達
・朝食について
・昼食について
・夕食について
・非常食について
・おやつについて
◆飲料の調達
・行動中の補給
・行動前後の補給
 
食料の調達

お遍路において日々、一番に頭を悩ませる問題が「何を食べるか」でしょう。特に、通し打ちの長丁場では、バランス良く食事しておかないと、体調に影響してきます。普段、自宅でしている食事と同じようにしていて平気な人もいれば、この時用に独自の食べ方をする人もいます。ここでは、日々長時間の運動をすることを前提に、食事をアレンジしていきます。食料の調達場所として、沿線ではたくさんのスーパー、コンビニ、食料品店などが点在していますので、非常用として1〜2食分を用意しておけば、後は日々の道中で、目につけば立ち寄る程度で大丈夫でしょう。

朝食について
宿泊まりの人で、素泊まりでなければ、宿が用意してくれます。そこが札所の近くなどの、いわゆる「お遍路宿」なら、朝の6時位からの朝食も可能です。また、早立ちをしたい時などは前夜に申し出ておけば、おにぎりにしてもらうことも出来るでしょう。ただ、このようなときでも、あるいは素泊まりや野宿などで、前日に調達するときでも、可能な限り食べておいて欲しいものがあります。夜と朝に各1本ずつのバナナです。バナナは、筋肉の調節機能を持っていて、夜のバナナは夜中のこむら返りを予防します。また、朝は、エネルギー転換が早いので、歩き始めるときの推進剤になります。スーパーだけでなく、コンビニなどでも手に入りますので、是非とも実行してください。朝食の量は、動けなくなるほど食べる人はいないでしょうが、炭水化物を中心に腹7分目位に抑えておきたいものです。午前中の動きを軽快にするためです。

昼食について
石原は、山歩きの時も、お遍路旅の時も、要するに長時間歩き続けるときは、「昼食」という形のものは食べません。その代わり、1時間以内ごとに腰を下ろして5分ほど休憩し、ナッツやドライフルーツなどを一口食べ、水を飲みます。そして、3時間位で、通常の食事の3割から半分位の量のものを食べます。これを1日で考えると、大体10時、13時、16時に分けて昼食を摂っていることになります。満腹になってしまうと、身体の動きが悪くなるからです。気持ちも、緊張の糸が切れて、テンションが下がってしまいます。狭心症の心臓にも良くありません。だから、常に、やや空腹位で歩いています。この食事の取り方は、若いときからの、長時間運動時の習慣です。今現在、身体に障害の無い人も、お試しになると良いでしょう。そうではなく、普通に食事することを望まれる人は、出来るだけ定食的なバランスの良いもの、特に繊維質の豊富な野菜を多くとれるものを食べるように心がけてください。そして、食べる順番として、先ず、その繊維質のものから食べると、血糖値の上昇が緩やかなカーブで長時間続く形になり、バテにくくなります。

夕食について
宿泊まりの人で、宿で出してもらえるなら、食べ過ぎに注意する位でよいでしょう。野宿や夕方、スーパーの総菜売り場に行くとお得な商品があるかも素泊まりの人で、避けたいのは、インスタントラーメンなどの炭水化物だけで済ましてしまう食事です。夜は、本当は、エネルギー源になりやすい炭水化物は、無くても良いほどです。それより、ゆっくりエネルギーになったり、痛んだ筋肉を修復するタンパク質や、それを機能的に推進するビタミン類をしっかり摂りたいものです。夕方にスーパーを見かけたら、総菜売り場に行ってみましょう。サラダなどが、割引されていることが結構あります。

非常食についてカロリーメイト
冬山登山で、チョコレートで命が助かったという話がありますが、お遍路旅で、そこまでの状況はあり得ないでしょう。しかし、何かの拍子に、食事をし損なうことは、十分に考えられます。そこで、非常食が必要となります。「カロリーメイト」や「パワーバー」など、コンパクト・高カロリー食で、水無しでも食べられ、味の好みが合うものを2パックほど、ザックの中に入れておきましょう。

おやつについて
飴・チョコレート・氷砂糖など、好みのもので、糖分の多いものは、行動中に少量食べることで、疲れを軽減したり、頭をスッキリさせたりさせます。低下した血糖値を戻してくれるからです。選ぶなら、水が要らないものにしましょう。

飲料の調達

飲料の好みは、いろいろあるでしょうが、基本となる水は、どこの札所でも、あるいはガソリンスタンドや、極端に言えば沿線の民家すべてで手に入ります。自販機などで売っている飲み物についても、あちこちにあります。ただし、何カ所か、20km以上間が空くコースがありますので、地図などで調べて、切らさないようにしましょう。

行動中の飲料補給
身体にも、水筒にも、こまめな補給が基本です。先にも述べたように、水の入手は、それほど困難ではないので、大容量の水筒を持ち歩く必要はありません。しかし、補充は常にしておいた方が、精神的に安定します。中身に関しては、炭酸系や、糖分の多いものは、かえってのどが渇くので避けましょう。アイソトニック系か、お茶系(お酒ではない)、シンプルにただの水と言うことになります。のどの渇きを感じる前に飲むと言うことを心がけましょう。

行動の前後の飲料補給ヴァームはアミノ酸素材を配合したスポーツ栄養飲料
行動後、夜にアルコールを飲みたくなる人は多いことと思います。確かに、美味しく思います。しかし、翌日のことを考えれば、決して酔ってはいけません。ビール1本位で止めておきましょう。そして、アルコールを飲んだ場合は、飲まないとき以上に水分を摂っておくことが必要です。夜中から午前中にしっかり水分を摂っておくことは、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを軽減します。
朝は、行動前に十分水分を摂っておくことが大切であるのは当たり前なのですが、この時にアミノ酸系を補給しておくことで、エネルギー代謝が脂肪優位燃焼になるので、バテにくくなります。石原の場合、この方法によって10日で体重は2kgも減らないのに、体脂肪率が10%減りました。

 

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